内鍵ごとぶち壊して、中に入ってきた。
兵士たちだ。
聞き覚えのある言語。
ついに我が家にも・・・緊張が走った。
息子は今戦場にいる。
・・・
ここで目が覚めた。
氷点下の外は静けさを保っている。
固い床に敷かれた一枚の敷布団は、
差別化を図れるほどの高反発商品だ。
部屋を110°見渡して、気づいたことが2つ。
寝違えて痛めた首が治っていたことと、
息子の寝顔が愛おしいこと。
寝息が臭いが、頂ける。
さらにもう一つ、大事なことに気づいた。
寝坊をしたのだ。
時間を再度確認したが、これは紛れもない、
寝坊だ。
やってしまった。
この世の全てを雑に扱い、家を飛び出した。
信号は一つだけ無視した、
ここでまた、気づいてしまった。
寝違えた首は、治っちゃいなかった。
